朝焼きたてのパンを食べたい。
パン作りって生地作りから始めると本当に時間がかかり、朝からそんな時間は普通はとれません。
これはホームベーカリーで焼く機能を使えば解決しますが、メニューも限られるしメニュー以外の種類のパンで焼きたてを食べたい人も多いはず。
そんな悩みを持っている人に是非おすすめしたい方法があるので紹介します。
前提条件
- 手捏ねもしくはホームベーカリーを持っている
- オーブンがある
簡単に朝焼きたてパンを食べる方法
- 前日にホームベーカリーで一次発酵と成形をする(手捏ねも可)
- 朝にオーブンで二次発酵と焼く時間だけ
前日の仕込み(ホームベーカリーが勝手にやる)こそあるものの全体でかかる時間はなんと。
朝起きてから焼きたてパンが出来るまで75分!
これなら少しの早起きで焼きたてパンを食べられるなと思いませんか?
もくじ
パンのオーバーナイト方法とレシピ
パンを朝焼きたてで食べたい人がたどり着くであろう方法がオーバーナイト法。
一次発酵を冷蔵庫で低温発酵させて、朝に成形・二次発酵するだけという方法です。
私もチャレンジしましたが、イーストの量や温度等色々調整する必要があり、パン作り超初心者の私にとってはかなり難しい方法でした。
こちらで紹介しているサイトがあったのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私の紹介する方法は、ホームベーカリーが全部やってくれるので色々気にする必要はありません。
冷蔵庫で二次発酵する方法は難しい
じゃあ、前日に成形して二次発酵を冷蔵庫でやって、朝焼けば更に時短でいいじゃないかと思いますよね。
この方法は試してみましたがめちゃめちゃ難しい。
紹介しているレシピもあるので試してみてください。
私は試してみてパン生地が潰れました。笑
冷凍パンを買うのもおすすめ
今回紹介する方法とはまた違いますが、市販の二次発酵まで済んだ冷凍パンを買ってきて冷蔵庫に入れて夜中に解凍。
朝は焼くだけという方法もあります。
これはお金はかかりますが簡単です。
実際私も作るより手間やコストを考えると買ったほうが良いクロワッサンはこれでやっています。
ちなみに二次発酵したパンを冷凍するのは一般家庭では難しいです。その場合は、冷凍されている生地を買うのがおすすめ。
一次発酵で冷凍しておくのはあり
毎回作るのは大変だから自分で作ったパン生地を成形までしておいて冷凍しておきたい。
そうすれば、市販の冷凍品を買うのと同じ事になりますよね。
結論から言うとこれは可能です。冷凍に向いている種類がありますのでそこを注意しましょう。
こうすることで、これから紹介する前日の作業はなくなり、冷蔵庫で鉄板に冷凍したパンを並べて夜に解凍する方法をとれます。
翌朝には解凍されているので翌日はこれから紹介するのと同じ流れでOK。
朝起きて、二次発酵をオーブンで行い、焼くだけという作業で大丈夫です。
朝はパン生地を冷蔵庫から出しオーブンで二次発酵と焼くだけ
さあ、お待たせしました。ここからが今回紹介する方法。
「超簡単ホームベーカリーとオーブンを使って、翌朝75分で焼きたてパンを食べる方法」です。
次に紹介するのは、シロカのホームベーカリーを使ってロールパンを焼いた流れです。
説明書通りのやり方でパン生地を作り、注意する事も特別ありません。
まずは時系列だけ見ていきましょう。
時系列参考
【前日18時30分に材料投入、朝6時に起きて朝7時15分に焼き上がる時系列】
18時30分 ホームベーカリーに材料投入
↓
20時30分 パン生地が出来上がる(一次発酵済)
↓
20時45分 ベンチタイムと成形終了で冷蔵庫へ
↓就寝
6時00分 起床してオーブンの二次発酵機能をセット、そのままいれる
↓
7時00分 二次発酵終了後、そのまま焼く
↓
7時15分 焼きあがり
「成形して冷蔵庫にどのくらいの時間入れておけば良いか」は1時間単位で実験はしていないので実施次第追加でお知らせします。
とりあえず、冷蔵庫にいれてから9時間後の朝、冷蔵庫から出す方法で成功しています。
次に、もう少し注意点を含め流れを見ていきます。
step
1ホームベーカリーで一次発酵まで(1時間55分)
ホームベーカリーから出したら直ぐに成形に取りかかりましょう。発酵が進んでしまいます。
step
2ベンチタイム・成形(15分)
ベンチタイムは通常通り10分位、成形はパンの種類にあわせて。
ナッツ等いれる場合もここで練りこんで成形する流れは同じです。
step
3冷蔵庫へ
注意点は冷蔵庫のスペースを開けておくこと。
鉄板にパン生地を並べて、乾燥防止に生地の上にクッキングシートと濡れ布巾をかけてラップをして鉄板ごと冷蔵庫へ。
step
4朝起きて冷蔵庫から取りだしそのままオーブンで二次発酵(60分)
二次発酵はパンの種類や時期によって違いますが、我が家ではオーブン発酵機能を使って35度で60分で行っています。
冷蔵庫から出して生地が冷たいままオーブンに入れる事になるので、通常の二次発酵より5分~10分程長く入れるのがおすすめ。
生地が1.5倍~2倍になるのが目安です。
step
5焼き上げる(12分)
焼く時間はそれぞれのパンの種類に合わせてください。
いろんなパンを焼きたい人は、パンの本を1冊持っておくと色々時間や成形の仕方がわかって便利。
私もこの1冊を持ってます。
オーブンを使ったパンの二次発酵の温度
今回私が紹介しているのはオーブン機能を使った二次発酵です。
二次発酵のやり方は色々ありますよね。
- 鉄板のまま袋に入れて25度~35度の場所においておく
- コップ1杯の熱湯と一緒に発砲スチロールに入れておく
忙しい朝に色々準備したり気にしたりするのは無理なので、オーブンの発酵機能を使うのがおすすめ。
オーブンのボタンを押して鉄板を入れて放っておく事で、その間に朝食やお弁当の準備ができます。
私がいつもロールパンを焼くときの二次発酵のオーブンの温度は35度に設定して60分です。
いつもパンを焼くときは35度で50分ですが、生地が冷蔵庫から出して冷たいので10分長いです。
パンの生地やイーストの種類によって違うので、パン生地が1.5倍~2倍になったらOK。
注意するのは、オーブンを余熱する時間も考えること。
我が家はガスオーブンで余熱が1分程で終わりますので、60分二次発酵ですぐ焼くことができます。
ところが、電気オーブンだと10分、20分余熱でかかるケースもありその間生地を置いておく事になります。
二次発酵が余計にすすんでしまうのでその場合は早めに出しましょう。
オーブンを使ったパンを焼く温度
オーブンでパンを焼く温度はパンの種類や焼く時間によって温度が違います。
ガスオーブンなのか電気オーブンなのか、1段目で焼くか2段目で焼くかによっても違うので自分の持っている機械に応じて温度を変更してください。
ここまでくれば普通のパン生地なので、一般的に言われている焼き方で問題なしです。
我が家はガスオーブンでロールパンの場合は180度で15分焼いています。
朝焼きたてを食べるトースターでリベイクの方法
ここまでは、生地から作るって焼きたてを食べる方法を紹介しました。
とはいえ、毎回生地を練ってられないという人も多いと思います。
そこで今回の趣旨とは違いますが、前の日に焼いたパンを焼き直して焼きたてのようにする「リベイク」の方法です。
こちらのサイトで詳しく紹介されているので参考にしてください。
ポイントはオーブンを先にあたためておく事なんですね。
まとめ
ホームベーカリーでセットすればもちろん朝食パンの焼きたては食べられます。
でもホームベーカリーで作るパンはやっぱりどうしても物足りなくなり、他の種類を食べたくなるもの。
今回ご紹介した方法は、手捏ねの方はもちろんホームベーカリーで焼ける種類以外のパンで焼きたてを朝食べたくなった時におすすめの方法です。
家事・育児で忙しい朝ですがせっかくなら家族に美味しいパンを食べてほしいという気持ち。
この気持ちを大切に素敵な時間を手軽に過ごせる方法をご紹介しました。
我が家で使っているのはsiroca ホームベーカリー SHB-122です。
ネットで買えるのは1万円以下ですが、生地作りモードとオーブン使えば本当に色々な種類を作れるので十分。マジでおすすめですよ。